こどもがうまれました

思い出したように、更新してみる。

なんとまぁ、35歳になりました。

頻繁に更新してた頃は

結婚するだとか、こどもが生まれるだとか

そういった未来がうまく想像できてなかったけれど

トントントンと人生が進んでいっています。


なんで久しぶりに書こうかと思ったのかというと

そうだ、B型肝炎がわかった頃って

どちらかというと自分に起こりうる未来の情報が欲しかったなって

なんとなく思い出したからなのでした。


わたしより若い人で母子感染の人は

もうほとんどいなくなっているとは思うけれど

あのときのわたしにとっての未来の情報を残してみます。


24歳でペグインターフェロンの治験をしたあとは

セロコンバージョンはせず、

ウィルス量は下がったけどなくならないという状態がずっと続いていて

実は33歳の時に、お医者さんから

肝機能はお薬を始めたほうが良い数値になってきていると

言われていました。

ただ、その時点でもうすぐ結婚する予定であることを相談すると

女性は妊娠出産でウィルスの活動が落ちつく場合もあるから

その可能性があるならお薬はまだやめときましょう、

という話になりました。


34歳で結婚して、お医者さんからは

子どもがほしい場合は早いほうがいい、すぐできなかったら不妊治療も早くしたほうがいいと言われ

自分はこどもがほしいのかどうかという

あんまり深くは考えていなかった現実に直面しました…。

なんというか…こどもは好きで、他人のこどもは

すごく可愛がることができるんですが

自分のこどもにうまく接する自信がなかったというか…。


旦那さんはできたら嬉しいけど、わたしの身体を優先してと言ってくれていました。

なのでどうしても、もいうわけではないですが

できたらできたでなんとかなるかな?

という気分になってきまして、すると運良くすぐに授かったのでした。

産科では、妊娠後に実はわたしに妊娠しにくい病気があることがわかって

それでもできたってことは、運の強い子なのかなぁと思っています。


妊娠中は妊娠悪阻で入院したり、血糖値が上がったり

普通の妊娠中のトラブルはあったものの

肝臓については特にトラブルなく過ごせました。

いつも肝臓を診てもらっている総合病院の産科で出産することにしたので

妊婦健診の日に合わせて肝機能も診てもらえたのが良かったです。

ベビーへの予防接種対応も小児科と連携して

やってもらえて安心でした。

感染していないか、抗体がちゃんとつくかは

まだわかっていないので、今でも不安ですが…。


生まれてみたら、赤子はやっぱりかわいいです。

仕事との両立は大変になりそうだし

やっぱりうまく育てられるかは不安ですが…。

それにしてもわたしがベビーのときとそっくりすぎて

遺伝子の不思議に改めて驚いています。


で、お医者さんに言われていた

妊娠出産でウィルスの活動が落ち着く場合がある

について…

実は妊娠中、ずっとウィルス量が下がり続けていました。

先生にも、このまま落ち着くと良いですね、と言われていて

そうなるといいな、と思っていたのですが

そこまで望むのはちょっと欲張りだったみたいで

直近の検診で、ウィルス量と肝機能数値があがってしまいました…

実は来週再検査の予定です…。


なので、ぼちぼちその話を記録していこうかなと思っています。

予定は未定ですが。


とりあえず、すやすや眠るこどもの寝息を聞いて

じんわりしあわせを感じている今日この頃です。

やっぱり不思議だなぁ…。